老後の資産形成として、iDeCoとつみたてNISAを始めたあなた。
毎月iDeCoを23,000円、つみたてNISAを33,000円、合わせて毎月56,000円を投資信託で運用すれば、現在の資産がゼロでも20年後には2,000万円の資産形成が目指せます。
しかし、2,000万円の資産は老後に必要な最低限の金額ともいえます。
詳しくはこちらの記事<やるべきこと【2019年度】|40代でも間に合う?|iDeCoとつみたてNISAで老後資金2,000万円をつくる|年金の繰り下げ受給|老後のマネープランを考える>をご参照ください。
そのため、資産をもっと増やす方法はないでしょうか。
iDeCoとつみたてNISAでの資産を倍にする方法があります。
その方法とは、夫婦でiDeCoとつみたてNISAを行うことです。
Contents
共働き夫婦でiDeCoとつみたてNISAを行う|老後資産を4,000万円貯められる|老後資金としては充分確保できる
一人で取り組むより夫婦二人で取り組む方が、資産形成のスピードは格段にあがります。
理想的にはお互いがiDeCo23,000円とつみたてNISA33,000円を行うことができれば、20年後には2,000万円×2倍=4,000万円の資産形成を目指せます。
ここまで貯めることができれば、老後の資産としては、毎日贅沢はできませんが、多少の贅沢を含めた資産を充分貯めることができたと評価できます。
夫と妻が共働きの場合は、この方法を目指すべきですが、妻(もしくは夫)が扶養範囲内である場合は、iDeCoの節税効果が得られないだけでなく、60歳まで資金が下ろせないため、次の方法がおススメです。
妻(夫)が扶養の範囲内である場合|つみたてNISAのみ夫婦で行う|老後資金3,000万円をめざす
妻(夫)が扶養の範囲内であり、iDeCoのメリットである所得税や住民税控除が受けられない場合は、つみたてNISAのみダブルで行うことを目指します。
つみたてNISAのみでも20年後には1,000万円の資産形成を目指せますので、2,000万円+1,000万円=3,000万円の貯蓄を目指せます。
教育資金用としてつみたてNISAを利用する?|妻(夫)の分のみであればOK|教育資金として1,000万円をめざす
老後資金として2,000万円を目指す目途が立ったら、次は子どもの教育資金用につみたてNISAを利用することもありだと思います。
教育資金用としてはジュニアNISAがあるのですが、子どもが18歳になるまで現金化できないため、現状で充分な現金貯蓄を持っていない場合は、行うべきではありません。
しかし、つみたてNISAはいつでも現金化できますので、万が一現金が必要になった場合でも、現金化できますので、資金繰りが行き詰まるリスクは低いのでおすすめです。
子どもが0歳の時から始めれば、大学入学時に1,000万円近くの資産形成をめざせます。
また、仮に現金で別に教育資金が確保できれいれば、そのまま老後資金として活用することも可能ですので、おすすめです。
いかがでしたでしょうか。
夫婦でiDeCoとつみたてNISAを取り組むことは、資産形成のスピードを倍にすることが可能です。
また、つみたてNISAを教育資金として貯めながら、余裕ができれいれば老後資産に回す運用も可能ですので、夫婦で話し合いを進めて取り組むことはいかがでしょうか。