本記事では、2020年7月の運用実績を公開します。
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つみたてNISA(楽天証券)の運用
つみたてNISAは、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に年間40万円積み立てする計画です。2020年は毎月33,333円を積み立てる計画でしたが、3月に株価が大暴落したので、当月中に131,667円を追加で積み立てました。5月・6月に21,041円を積み立て、残額は126,252円になりました。今後、秋冬の暴落を懸念し、7月からは毎月100円投資に切り替えます。仮に秋冬に2番底が来れば、その際、残金を一括で積み立てしたいと思いますが、来なければ12月に積み立てをすることを予定しています。その他の銘柄は、以前に積み立てをしていた銘柄で、現在は決裁せず運用だけ継続しています。
iDeCo(楽天証券)の運用
iDeCoは、安全資産と考えられている「ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)」にスイッチングしました。7月以降も、23,000円/月をゴールドに積み立て運用を継続していく予定です。
特定口座(楽天証券)の運用
特定口座は、運用成績を比較し、今後の投資の参考とする位置づけにします。比較対象として、株式(米国・先進国・新興国・全世界・国内)、債券(先進国・国内)、リート(先進国・国内)・コモディティ(金)としています。また、今後期待される銘柄を独自にピックアップし、比較対象に追加します。
期待される銘柄は
・iFreeNEXT FANG+インデックス
・インベスコ 世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル)
・世界eコマース関連株式オープン(みらい生活)
・アジア・ヘルスケア株式ファンド
・グローバル・フィンテック株式ファンド
・深セン・イノベーション株式ファンド(1年決算型)
・ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル)
・ベイリー・ギフォード インパクト投資ファンド(ポジティブ・チェンジ)
・ブラックロック・ゴールド・ファンド
・企業価値成長小型株ファンド
・東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン
・パインブリッジ・グローバル・テクノロジー・インフラ・ファンド
に注目しています。
それ以前の選んだ銘柄についての解説は、以下の記事をご参照ください。
投資している銘柄を2020年1月より変更しました。詳しくはこちらの記事「【40歳からの資産形成】サラリーマン家庭の投資割合|おすすめのファンドはこれだ!」をご参照ください。
まずは、つみたてNISA口座から見てみましょう。
2020年7月|つみたてNISAの投資ファンドとリターン(前月比較も)
ファンド | 時価評価額 | 2020年 7月 リターン |
2020年 6月 リターン |
ひふみプラス | 95,977 円 | +13.89 % | +10.42 % |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 118,736 円 | +10.36 % | +5.98 % |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド | 37,160 円 | +6.90 % | +3.33 % |
ニッセイ 外国株式インデックスファンド | 18,301 円 | +10.06 % | +6.46 % |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 18,193 円 | +10.08 % | +6.64 % |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 91,818 円 | +10.39 % | +6.33 % |
三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド | 18,047 円 | +9.19 % | +5.44 % |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 315,112 円 | +13.69 % | +9.98 % |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 16,792 円 | +3.48 % | -1.48 % |
その他(11銘柄) | 22,682 円 | - | - |
合計 | 753,794 円 | +11.82 % | +7.38 % |
6月に引き続き、7月もほとんどすべての銘柄で続伸しました。先月までマイナスだった「eMAXIS Slim 新興国株式」もプラス域に到達したので、すべての銘柄がプラスとなりました。ほぼ均等に上がっているので、特段、これが良かったという銘柄はありませんでした。どの銘柄に投資しても良い結果となりましたね。
2020年7月|特定口座の投資ファンドとリターン(前月比較も)
ファンド | 時価評価額 | 2020年 7月 リターン |
2020年 6月 リターン |
楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360) | 817 円 | +14.07 % | +10.15 % |
グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型) | 762 円 | +5.71 % | +2.74 % |
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 815 円 | +1.89 % | +1.75 % |
eMAXIS Slim 国内債券インデックス | 797 円 | -0.38 % | -0.76 % |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 863 円 | +7.84 % | +5.28 % |
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 831 円 | +3.86 % | +2.29 % |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 719 円 | +2.67 % | +1.16 % |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 877 円 | +9.56 % | +5.48 % |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 864 円 | +8.05 % | +5.12 % |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 857 円 | +7.09 % | +4.49 % |
eMAXIS Slim 国内リートインデックス | 775 円 | -3.15 % | -4.51 % |
eMAXIS Slim 先進国リートインデックス | 686 円 | -2.03 % | -2.29 % |
ピクテ・ゴールド(為替ヘッジあり) | 934 円 | +16.69 % | +7.36 % |
こちらの特定口座は、運用成績を比較するために使用しています。
2020年7月の結果は、
1位 ピクテ・ゴールド(為替ヘッジあり) +16.69%
2位 楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360) +14.07%
3位 eMAXIS Slim 新興国株式 +9.56%
4位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) +8.05%
5位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス +7.84%
ゴールドが返り咲きの1位で、楽天USAは2位となりました。先月に引き続き、新興国株式が3位となりました。中国の株価上昇が新興国株式の上昇を牽引しています。
金融緩和の影響で、ゴールドや暗号資産が注目されたか|注目する銘柄として「金鉱株式」「日本のオーナー企業」「テクノロジーインフラ」を追加
ファンド | 時価評価額 | 2020年 7月 リターン |
2020年 6月 リターン |
iFreeNEXT FANG+インデックス | 1,570 円 | +12.12 % | +6.78 % |
インベスコ 世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル) | 1,165 円 | +16.50 % | +2.22% |
世界eコマース関連株式オープン(みらい生活) | 1,068 円 | +6.77 % | +2.22% |
アジア・ヘルスケア株式ファンド | 947 円 | +5.22 % | +0.53% |
グローバル・フィンテック株式ファンド | 991 円 | +10.08 % | +3.28% |
深セン・イノベーション株式ファンド(1年決算型) | 856 円 | +7.01 % | +1.23% |
ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル) | 949 円 | +5.48 % | +3.23% |
ベイリー・ギフォード インパクト投資ファンド(ポジティブ・チェンジ) | 978 円 | +8.70 % | +1.64% |
ブラックロック・ゴールド・ファンド | 672 円 | +11.98 % | - |
企業価値成長小型株ファンド | 616 円 | +2.72 % | - |
東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン | 612 円 | +1.93 % | - |
パインブリッジ・グローバル・テクノロジー・インフラ・ファンド | 210 円 | +5.24 % | - |
第二波に備えて、ヘルスケアや新たな金融・IT系、そして中国に少しずつ投資を開始し、値動きを確認しています。「インベスコ・世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル)」が最も良いパフォーマンスとなっています。今後の暗号資産やデジタル通貨に期待があるものと思われます。
また、注目の期待銘柄に「ブラックロック・ゴールド・ファンド」「企業価値成長小型株ファンド」「東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン」「パインブリッジ・グローバル・テクノロジー・インフラ・ファンド」の4種を追加しました。引き続き、ゴールドの上昇が見込まれることと、情勢的に国内オーナー企業のリーダーシップが発揮されやすい情勢に期待すること、さらにリートで唯一期待できるテクノロジーインフラへの投資が注目されると考えたからです。投資のタイミングや金額も違うので、単純に比較は困難ですが、これらに注目しながら、積み立て投資を考えていく予定です。
2020年7月|iDeCoの投資ファンドとリターン(前月比較も)
ファンド | 時価評価額 | 2020年 7月 リターン |
2020年 6月 リターン |
ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり) | 441,291 円 | -0.3 % | 売却後再購入 +0.2 % |
みずほDC定期預金(1年) | 0 円 | 売却 | - |
合計 | 441,291 円 | +9.24 % | -0.43 % |
先月は、運用がうまくいかずにマイナスとなっていたiDeCoですが、7月から「ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)」でしばらく運用をしていくことを決めました。その結果、大きくプラス域に持っていくことができました。少しほっとした月でした。今後も当面はゴールドで運用していく予定です。