本記事では、2020年6月の運用実績を公開します。
今回の大暴落を受けて、つみたてNISAやiDeCo、投資信託の特定口座について、運用方針を転換しました。
2019年1月より、積み立てしている銘柄は、
・つみたてNISAは、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に33,333円/月積み立てしていました。しかし、株価暴落後の2020年3月に「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に131,667円を追加で積み立てましたので、年間40万円の枠が減り、2020年5月より21,041円/月に変更になります。その他の銘柄は、以前に積み立てをしていた銘柄で、現在は決裁せず運用だけ継続しています。
・特定口座は、「楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)」に8,032円/月と「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)」に8,033円/月、残り11銘柄に100円/月していましたが、残り11銘柄と比べるために減額し、2020年3月より13銘柄すべて100円/月の積み立てに変更しました。
・iDeCoは、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」に23,000円/月していましたが、株価暴落時に「みずほDC定期預金(1年)」に変更しました。2020年4月に「ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)」にスイッチングを行い、当面、積み立て銘柄もこちらに変更して運用する方針に変更しました。
それ以前の選んだ銘柄についての解説は、以下の記事をご参照ください。
投資している銘柄を2020年1月より変更しました。詳しくはこちらの記事「【40歳からの資産形成】サラリーマン家庭の投資割合|おすすめのファンドはこれだ!」をご参照ください。
新型コロナウイルスの影響で、2020年3月は大暴落となりましたが、4月は株価を半値戻しとなりました。5月はレンジ相場で推移していくかと思いましたが、上昇トレンドで終わった相場でした。そのため、つみたてNISA口座もプラス域に達しました。引き続き、今後の動向も気になるところです。
まずは、つみたてNISA口座から見てみましょう。
Contents
2020年6月|つみたてNISAの投資ファンドとリターン(前月比較も)
ファンド | 時価評価額 | 2020年 5月 リターン |
2020年 6月 リターン |
ひふみプラス | 92,939 円 | +9.79 % | +10.42 % |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 114,031 円 | +3.42 % | +5.98 % |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド | 35,908 円 | +0.05 % | +3.33 % |
ニッセイ 外国株式インデックスファンド | 17,701円 | +2.93 % | +6.46 % |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 17,596 円 | +2.93 % | +6.64 % |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 88,439 円 | +3.70 % | +6.33 % |
三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド | 17,427 円 | +1.42 % | +5.44 % |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 304,825 円 | +6.16 % | +9.98 % |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 15,987 円 | -8.75 % | -1.48 % |
その他(11銘柄) | 22,682 円 | - | - |
合計 | 727,535 円 | +4.86 % | +7.38 % |
5月に引き続き、6月もほとんどすべての銘柄で続伸しました。「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を4月の暴落時に積み増ししたので、良いパフォーマンスになっています。「ひふみプラス」は5月は好調でしたが、6月はその他の銘柄が続伸してきています。TOPIX含めた国内株式があまりよくなく、新興国を中心に続伸したためと考えられます。
2020年6月|特定口座の投資ファンドとリターン(前月比較も)
ファンド | 時価評価額 | 2020年 5月 リターン |
2020年 6月 リターン |
楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360) | 679 円 | +9.27 % | +10.15 % |
グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型) | 638 円 | +0.31 % | +2.74 % |
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 712 円 | +4.15 % | +1.75 % |
eMAXIS Slim 国内債券インデックス | 695円 | -0.62 % | -0.76 % |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 737 円 | +2.44 % | +5.28 % |
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 716 円 | +1.73 % | +2.29 % |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 708 円 | -0.32 % | +1.16 % |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 738 円 | -1.46 % | +5.48 % |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 736 円 | +3.32 % | +5.12 % |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 731 円 | +1.49 % | +4.49 % |
eMAXIS Slim 国内リートインデックス | 668 円 | -5.18 % | -4.51 % |
eMAXIS Slim 先進国リートインデックス | 684 円 | -5.18 % | -2.29 % |
ピクテ・ゴールド(為替ヘッジあり) | 752 円 | +7.09 % | +7.36 % |
こちらの特定口座は、運用成績を比較するために使用しています。
2020年6月の結果は、
1位 楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360) +10.15%
2位 ピクテ・ゴールド(為替ヘッジあり) +7.36%
3位 eMAXIS Slim 新興国株式 +5.48%
4位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス +5.28%
5位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) +5.12%
引き続き、楽天USAが1位をキープしました。ゴールドも引き続き2位をキープです。先月との違いは、新興国株式が3位に台頭したことです。「国内株式(TOPIX)」は3位からランク外に順位を落としました。米国株式は4位から5位に順位を落としました。
アフターコロナを見据えた投資|期待する銘柄は「FANG」「暗号資産」「eコマ」「ヘルス」「中国」「ベイリー・ギフォード」
石油(原油)は、第二波に備えて売却し、利確しました。第二波を見据えた投資対象として新たに選定した銘柄は、以下の7銘柄です。
・iFreeNEXT FANG+インデックス
・インベスコ 世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル)
・世界eコマース関連株式オープン(みらい生活)
・アジア・ヘルスケア株式ファンド
・グローバル・フィンテック株式ファンド
・深セン・イノベーション株式ファンド(1年決算型)
・ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル)
・ベイリー・ギフォード インパクト投資ファンド(ポジティブ・チェンジ)
ファンド | 時価評価額 | 2020年 5月 リターン |
2020年 6月 リターン |
UBS原油先物ファンド | 0円 | +25.40 % | 売却 |
iFreeNEXT FANG+インデックス | 961 円 | -0.99 % | +6.78 % |
インベスコ 世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル) | 409円 | - | +2.22% |
世界eコマース関連株式オープン(みらい生活) | 409円 | - | +2.22% |
アジア・ヘルスケア株式ファンド | 402円 | - | +0.53% |
グローバル・フィンテック株式ファンド | 413円 | - | +3.28% |
深セン・イノベーション株式ファンド(1年決算型) | 304円 | - | +1.23% |
ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル) | 310円 | - | +3.23% |
ベイリー・ギフォード インパクト投資ファンド(ポジティブ・チェンジ) | 305円 | - | +1.64% |
第二波に備えて、ヘルスケアや新たな金融・IT系、そして中国を選びました。下落相場の再燃を考え、ある程度銘柄を選定して、少しずつですが、積み立てしていきたいと思います。
2020年6月|iDeCoの投資ファンドとリターン(前月比較も)
ファンド | 時価評価額 | 2020年 5月 リターン |
2020年 6月 リターン |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 0 円 | +20.9 % | 売却 |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 0 円 | -1.6 % | 売却 |
ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり) | 18,281 円 | -0.3 % | 売却後再購入 +0.2 % |
みずほDC定期預金(1年) | 365,791円 | - | - |
合計 | 384,072 円 | +7.18 % | -0.43 % |
先月は、上場相場であったため、ゴールドも値下げする展開もあり、株式である「楽天・全米株式インデックス・ファンド」に投資対象を戻しましたが、その直後に下落するというお粗末な展開になり、あわてて定期預金に戻しましたが、残念ながら資産を大きく減らしました。スイッチングするタイミングはとてもむずかしいですね。今後は、第二波に備えて、投資対象をゴールドにして運用していきたいと思います。