本記事では、2020年4月の運用実績を公開します。
今回の大暴落を受けて、つみたてNISAやiDeCo、投資信託の特定口座について、運用方針を転換しました。
2019年1月より、積み立てしている銘柄は、
・つみたてNISAは、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に33,333円/月積み立てしていました。しかし、株価暴落後の2020年3月に「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に131,667円を追加で積み立てましたので、年間40万円の枠が減り、2020年5月より21,041円/月に変更になります。その他の銘柄は、以前に積み立てをしていた銘柄で、現在は決裁せず運用だけ継続しています。
・特定口座は、「楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)」に8,032円/月と「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)」に8,033円/月、残り11銘柄に100円/月していましたが、残り11銘柄と比べるために減額し、2020年3月より13銘柄すべて100円/月の積み立てに変更しました。
・iDeCoは、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」に23,000円/月していましたが、株価暴落時に「みずほDC定期預金(1年)」に変更しました。2020年4月に「ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)」にスイッチングを行い、当面、積み立て銘柄もこちらに変更して運用する方針に変更しました。
それ以前の選んだ銘柄についての解説は、以下の記事をご参照ください。
投資している銘柄を2020年1月より変更しました。詳しくはこちらの記事「【40歳からの資産形成】サラリーマン家庭の投資割合|おすすめのファンドはこれだ!」をご参照ください。
新型コロナウイルスの影響で、2020年3月は大暴落となりましたが、4月は株価を半値戻しとなりました。少しほっとする結果となりましたね。今後の値動きも気になるところです。
その中で、暴落相場にも強いと言われているレバレッジバランスファンド「楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)」と「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)」の結果はどうでしょうか。
Contents
2020年4月|つみたてNISAの投資ファンドとリターン(前月比較も)
ファンド | 時価評価額 | 2020年 3月 リターン |
2020年 4月 リターン |
ひふみプラス | 82,681 円 | -11.79 % | -1.76 % |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 104,611 円 | -15.62 % | -2.76 % |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド | 32,554 円 | -16.54 % | -6.34 % |
ニッセイ 外国株式インデックスファンド | 16,138 円 | -14.34 % | -2.94 % |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 16,049 円 | -14.30 % | -2.89 % |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 81,827 円 | -14.03 % | -1.61 % |
三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド | 15,855 円 | -14.83 % | -4.06 % |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 236,091 円 | -10.61 % | +0.47 % |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 14,283 円 | -19.56 % | -11.97 % |
その他(11銘柄) | 20,734 円 | - | - |
合計 | 620,823 円 | -14.90 % | -1.71 % |
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を暴落時に積み増ししたので、この銘柄のみ4月はプラス域に達することができました。暴落時に積み増しすることが、一定効果的な場合もあります。半値戻しの影響もあり、含み損をかなり圧縮した感じです。
また、今までの積立してきた銘柄ですが、売却してしまうとせっかくの非課税枠を消費してしまうので、売却はせずにそのまま運用だけ継続します。
2020年4月|特定口座の投資ファンドとリターン(前月比較も)
ファンド | 時価評価額 | 2020年 3月 リターン |
2020年 4月 リターン |
楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360) | 333 円 | -7.23 % | +5.29 % |
グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型) | 295 円 | ‐17.66 % | -8.18 % |
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 472 円 | -13.82 % | -5.63 % |
eMAXIS Slim 国内債券インデックス | 498 円 | -0.50 % | -0.37 % |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 382 円 | -15.79 % | -4.58 % |
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 402 円 | +0.26 % | +0.57 % |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 373 円 | -13.16 % | -6.68 % |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 371 円 | -15.33 % | -7.35 % |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 390 円 | -14.81 % | -2.25 % |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 378 円 | -15.90 % | -5.46 % |
eMAXIS Slim 国内リートインデックス | 428 円 | -24.94 % | -14.41 % |
eMAXIS Slim 先進国リートインデックス | 348 円 | -24.44 % | -12.88 % |
ピクテ・ゴールド(為替ヘッジあり) | 428 円 | +1.94 % | +7.04 % |
iFreeNEXT FANG+インデックス | 455 円 | -26.34 % | -9.06 % |
SMT MIRAIndex エコ | 406 円 | -29.49 % | -18.77 % |
合計 | 7026 円 | -12.69 % | -4.13 % |
こちらの特定口座は、運用成績を比較するために使用しています。
2020年4月で半値戻しをした結果は、
1位 ピクテ・ゴールド(為替ヘッジあり) +7.04%
2位 楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360) +5.29%
3位 eMAXIS Slim 先進国債券インデックス +0.57%
4位 eMAXIS Slim 国内債券インデックス ▲0.37%
5位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ▲2.25%
引き続きゴールドの圧勝です。先月に比べて特徴的なのは、「楽天USA360」がかなり上昇しプラス域になりました。アメリカ経済の回復期待から、米国株式が上昇しており、5位に「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」も台頭してきております。
一方、米国の株価に比べ、新興国の株価や国内・先進国リート関係の回復が遅いため、「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」や「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)」が伸びない要因になっているようです。
2020年4月|iDeCoの投資ファンドとリターン(前月比較も)
ファンド | 時価評価額 | 2020年 3月 リターン |
2020年 4月 リターン |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 446 円 | -3.5 % | +15.5 % |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 430 円 | -19.10 % | -5.8 % |
みずほDC定期預金(1年) | 0 円 | スイッチング | - |
ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり) | 364,267 円 | - | +2.2 % |
合計 | 365,077 円 | +1.37 % | +7.55 % |
「iDeCo」は、今回の2020年2月に「みずほDC定期預金(1年)」にスイッチングを行い、4月に「ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)」スイッチングしました。
理由は、今後も株価の大きな下落があった場合の資産防衛が、今は必要かと判断し、安全資産を一定程度確保しておくことにしました。当面、iDeCoはゴールドを運用していこうと思います。
こうした運用方針の変更にあたって、iDeCoのスイッチングは便利です。スイッチングを効果的に活用できるiDeCoのメリットを感じる結果となりました。