本記事では、2020年2月の運用実績を公開します。
2019年1月より、積み立てしている銘柄は、
・つみたてNISAは、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に33,333円/月のみです。その他の銘柄は、以前に積み立てをしていた銘柄で、現在は決裁せず運用だけ継続しています。
・特定口座は、「楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)」に8,032円/月と「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)」に8,033円/月、残り11銘柄に100円/月しています。
・iDeCoは、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」に23,000円/月しています。
それ以前の選んだ銘柄についての解説は、以下の記事をご参照ください。
投資している銘柄を2020年1月より変更しました。詳しくはこちらの記事「【40歳からの資産形成】サラリーマン家庭の投資割合|おすすめのファンドはこれだ!」をご参照ください。
新型コロナウイルスの影響で、2020年2月はどの投資信託も暴落しました。その中で、暴落相場にも強いと言われているレバレッジバランスファンド「楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)」と「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)」の結果はどうでしょうか。
Contents
2020年2月|つみたてNISAの投資ファンドとリターン(前月比較も)
ファンド | 時価評価額 | 2020年 1月 リターン |
2020年 2月 リターン |
ひふみプラス | 80,308 円 | +6.02 % | -4.58 % |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 110,367 円 | +12.35 % | +2.58 % |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド | 35,447 円 | +11.08 % | +1.98 % |
ニッセイ 外国株式インデックスファンド | 17,429 円 | +13.79 % | +4.82 % |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 17,328 円 | +13.79 % | +4.84 % |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 85,160 円 | +12.35 % | +2.39 % |
三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド | 17,221 円 | +12.47 % | +4.19 % |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 65,685 円 | +1.62 % | -6.11 % |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 16,230 円 | - | 0.01 % |
その他(11銘柄) | 22,254 円 | - | +5.47 % |
合計 | 467,429 円 | +10.02 % | +0.16 % |
つみたてNISAは、2022年1月より新たに「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に33,333円/月を積み立てる運用に切り替えてました。今までの積立してきた銘柄ですが、売却してしまうとせっかくの非課税枠を消費してしまうので、売却はせずにそのまま運用だけを続けたほうがよいですので、私もそのまま運用だけ継続します。
新型コロナの影響で、すべての銘柄が10%前後の暴落ぶりで終わりました。アメリカまでは影響がでないのではという噂がありましたが、そんなことはありませんでしたね。大きく値を下げました。そんな暴落相場ですが、若干の健闘をみせたのが「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」です。他が10%前後の暴落に対して、▲7.73%の暴落に留まりました。まあ、積立しているタイミングもよかったと思いますので、誤差の範囲ですね。
2020年2月|特定口座の投資ファンドとリターン(前月比較も)
ファンド | 時価評価額 | 2020年 1月 リターン |
2020年 2月 リターン |
楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360) | 15,863 円 | +5.28 % | -1.27 % |
グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型) | 15,565 円 | +3.39 % | -3.11 % |
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 180 円 | -0.49 % | -10.2 % |
eMAXIS Slim 国内債券インデックス | 202 円 | +0.06 % | +0.84 % |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 187 円 | +1.46 % | -6.51 % |
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 204 円 | +1.40 % | +2.03 % |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 192 円 | +0.43 % | -4.06 % |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 191 円 | -2.88 % | -4.43 % |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 185 円 | +2.21 % | -7.4 % |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 187 円 | +0.33 % | -6.64 % |
eMAXIS Slim 国内リートインデックス | 186 円 | +2.84 % | -6.79 % |
eMAXIS Slim 先進国リートインデックス | 192 円 | +2.97 % | -4.08 % |
ピクテ・ゴールド(為替ヘッジあり) | 209 円 | -0.01 % | +4.44 % |
合計 | 33,543 円 | +4.12 % | -2.30 % |
「特定口座」は、ほとんど売却し、今話題のレバレッジバランスファンドを積み立てていくことにしました。また、パフォーマンスを比較するために、その他の銘柄(11銘柄)にも少額投資をすることにしました。
暴落相場の結果は、
1位 ピクテ・ゴールド(為替ヘッジあり) +4.44%
2位 eMAXIS Slim 先進国債券インデックス +2.03%
3位 eMAXIS Slim 国内債券インデックス +0.84%
4位 楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360) ▲1.27%
5位 グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型) ▲3.11%
ゴールドの圧勝となっています。
新型コロナウイルスの影響から、他の株式が下落傾向にあるなか、安全資産のゴールドが買われる展開となりました。また、比較的影響の少ない安定的な債券が次に続きました。注目のレバレッジバランスファンドがやはり次にランクインしてきています。「楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360) 」は債券にレバレッジを掛けられているため、下げ相場に威力を発揮しました。また、「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型) 」も債券やゴールド等他の資産の影響で、比較的影響が少なかったためと考えられます。
2020年2月|iDeCoの投資ファンドとリターン(前月比較も)
ファンド | 時価評価額 | 2020年 1月 リターン |
2020年 2月 リターン |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 2,587 円 | +7.60 % | +2.8 % |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 485 円 | +10.40 % | +6.3 % |
みずほDC定期預金(1年) | 305,684 円 | - | スイッチング |
合計 | 308,756 円 | +9.35 % | +1.0 % |
「iDeCo」は、2019年12月に「セゾン資産形成の達人ファンド」から「楽天・全米株式インデックス・ファンド」にスイッチングして運用を整理しました。その結果、一時的に「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」の運用成績が「楽天・全米株式インデックス・ファンド」を上回る結果となっています。
また、今回の2020年2月の暴落中に、資産を守るため「楽天・全米株式インデックス・ファンド」「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」の少額を残して、それらのほとんどを「みずほDC定期預金(1年)」にスイッチングを行いました。
スイッチングを判断するタイミングが少し遅かったのは反省ですが、つみたてNISAや特定口座のパフォーマンスに比べ、ある程度の資産を減らさずに済むことができました。
【暴落相場の比較】eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)とレバレッジバランスファンドの結果は
私は、レバレッジバランスファンドはなかなか良い仕事をするのではないかと考えます。「楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)」が▲1.27 %、「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)」が▲3.11 %となっており、「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)が▲4.06 %よりも良いパフォーマンスを上げています。今後も、レバレッジバランスファンドは積立を続けていける銘柄ではないでしょうか。
【暴落相場での対応】iDeCoはスイッチングを効果的に行って資産を守ろう
つみたてNISAはスイッチングができないため、売却するしかありません。その結果、非課税枠を消費してしまうため悩ましいのですが、iDeCoはスイッチングが無制限にできます。今回の新型コロナの暴落で「定期預金」にスイッチングすることが効果的であったことが実証されました。相場が回復傾向になった際に「楽天・全米株式インデックス・ファンド」に切り替えて積み立てしていけばよいので、それまでは「定期預金」としておいたほうが安心です。
暴落相場での心得:「iDeCoは定期預金にスイッチング」
暴落の流れを察知するのは難しいですが、早めの判断が資産を守ることにつながることを改めて感じました。