資産形成

【40歳からの資産形成】サラリーマン家庭の投資割合|おすすめのファンドはこれだ!

「グローバル3倍3分法ファンド」「楽天・米国レバレッジバランスファンド」など、レバレッジバランスファンドが注目されていますね。これらのファンドに、私も注目しています。

これら新しいファンドが登場した時期に、iDeCoとつみたてNISAを始めて1年が経ちました。この間の1年を振り返り、今後の投資信託をどうしていくか時間をかけて検討しましたので、本記事でご紹介します。

サラリーマン家庭にとって投資信託でめざすもの|老後の資産形成が目的

改めて投資信託で資産形成する目的を振り返りました。サラリーマン家庭にとって、なぜ投資信託(iDeCoやつみたてNISAを含む)を行う必要があるか…私の出した結論ですが、一番の目的は老後の資産形成です。

老後2,000万円をiDeCoとつみたてNISAを活用して作り上げていく必要があります。そのために、20年という長期投資を行うことと、ある程度のリターンをめざすことが前提となります。

つみたてNISAは20年の長期投資が前提|長期積み立てなら、「全世界株式」がおすすめ

20年の長期積み立てを前提としている「つみたてNISA」では、選ぶ投資信託を検討した結果、「全世界株式」を選びました。全世界株式に長期で運用することでリスクを抑えることと、ある程度高いリターンを得られるためです。

2019年度はつみたてNISAで米国株式に投資する「S&P500」にも投資していました。昨今では米国株式が高いパフォーマンスを上げていますが、高値水準をどこまで維持できるか不透明ですし、20年後には中国やインドなどが台頭してくる可能性もあります。しかし、米国だけでなく世界経済全体に投資していれば、その力関係が変わったとしても問題ありません。その結果、サラリーマン家庭として、資産を守りながら増やすためには「全世界株式」が最良だと考えました。

全世界株式の中で、私が選んだファンドは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」です。楽天VTより信託報酬が低く、長期投資に向いていると判断しています。今後、よほど良いファンドが登場しない限り、このファンドに残り20年近くの期間、毎月33,333円積み立てる計画です。

iDeCoも60歳まで(40歳なら20年間)の長期投資が前提|スイッチングを利用するなら「全米株式」が選択肢

iDeCoはつみたてNISAと違い、これまで積み立てた投資信託から別の投資信託に変更することができます。これをスイッチングといいます。つみたてNISAではスイッチングができないため、どうしても変更したい場合は「売却」することになり非課税枠を使用してしまいますが、iDeCoは何度でもスイッチングで変更することが可能です。

現時点では、全米株式が高いパフォーマンスを上げていますし、今後もアメリカ経済はトップを牽引していくと予測しますので、iDeCoでは「全米株式」を選ぶこととしました。私は楽天証券で積み立てていますので、「楽天全米株式インデックスファンド(VTI)」で、毎月、23,000円を積み立てていくこととします。

仮にアメリカ経済よりその他の国のパフォーマンスが高くなってくるようであれば、「全世界株式・楽天全世界株式インデックスファンド(VT)」へのスイッチングを検討します。また、年齢が50歳に達した際にもすべて「楽天全世界株式インデックスファンド(VT)」にスイッチングし、リスクを抑えていく予定で運用する計画です。

特定口座は、今注目のレバレッジバランスファンドで積み立て|高いリターンをめざす

iDeCoとつみたてNISAでは、最終的に「全世界株式」という王道のインデックスファンドを選ぶことで老後の資産形成を着実に形成できたらと考えます。しかし、それ以上に高いパフォーマンスを上げられたらという思いがありました。

そこで私が注目したのが、冒頭に登場した「グローバル3倍3分法ファンド」「楽天・米国レバレッジバランスファンド」の2つのファンドです。過去の実績でシミュレートした内容では、米国株式を上回るリターンを上げる結果となっています。

高いパフォーマンスに注目し、私はこの2つのファンドに期待して特定口座で投資しようと思います。特定口座はいつでも売却することが可能ですし、剰余資金で行う運用と位置づけましたので、たとえ株と債券が同時に暴落したとして、資産がゼロになったとしても借金することがないので、問題がありません。

「グローバル3倍3分法ファンド」「楽天・米国レバレッジバランスファンド」にそれぞれ7,780円ほど、毎月積み立てていくことします。

世界経済の動きを意識(把握)するため、先進国や新興国、債券やREITにも少額投資を行う|

メインに投資しているファンドの動きだけでなく、投資していない新興国の動きやREITなどの動きも把握することが、投資の機会を逃さないために必要だと思っていますが、サラリーマンがそこまで意識をしていくことは難しいのが現状です。

資産を増やす目的ではなく、世界経済の動きを把握するために「特定口座で少額ずつあらゆるファンドに積み立てを行う」ことを考えています。毎月1回は各種ファンドの値動きを確認できるので、それらの動きを意識(把握)することができます。

以下のファンドを、特定口座で100円ずつ積み立てていくことにしました。

100円投資銘柄 ファンド名
米国 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
全世界 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
先進国 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
新興国 eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
日本 eMAXIS Slim 国内株式インデックス(TOPIX)
バランス eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
海外REIT eMAXIS Slim 先進国リートインデックス
国内REIT eMAXIS Slim 国内リートインデックス
海外債券 eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
国内債券 eMAXIS Slim 国内債券インデックス
コモディティ ピクテ・ゴールド(為替ヘッジあり)

まとめると、以下のファンドに毎月50,000円積み立てていく計画です。50,000円を楽天カードで引き落としすることで、毎月500ポイントを獲得できます。

投資口座 ファンド名 投資額
つみたてNISA eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 33,333円
iDeCo 楽天全米株式インデックスファンド(VTI)
※10年後は楽天全世界株式インデックスファンド(VT)にスイッチング
23000円
特定口座 グローバル3倍3分法ファンド 7,783円
特定口座 楽天・米国レバレッジバランスファンド 7,784円
特定口座 100円投資銘柄×11本 1,100円
合計 50,000円

サラリーマン家庭にとっては、資産を守りながら増やしていくことが必要です。老後資産を目的としながら、ある程度のリスクをとっていかなくてはいけません。その時々で、考え方変わると思いますが、iDeCoとつみたてNISAは早めに取り組むことが大切です。

まずは、資産形成に向け、実行することが重要です。

ABOUT ME
五十嵐たけし
横浜に在住の40代のサラリーマンです。 年収は世間並で世間並の生活だと思います。 妻と息子(未就学)の3人で、一軒家に暮らしています。 サラリーマン生活を送るうえで、今後の生活に不安を抱き、iDeCoやつみたてNISAなどの資産形成を行い始めました。 そんな経験をブログでご紹介しながら、一緒にサラリーマン生活を豊かにできればと考えて作っています。 私ができるので、「誰でもできる」方法だと思います。 サラリーマン家庭(世帯)の皆さんの知識になれば幸いです。
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