レバレッジバランスファンドが注目されていますね。
その中でも、異彩を放っているのが「楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)」です。
Contents
株式投資を超えるリターンを追求したファンド|レバレッジをかけた債券でリターンが改善!
米国株(バンガードVTI)と米国債(先物取引)を活用したスリーシックスティー(360)運用で株式投資を超えるリターンを追求したファンドとのことです。
米国株式のみでなく、レバレッジをかけた債券を合わせて保有することにより、運用効率(シャープレシオ)が向上。つまり、リスクは米国株式と同程度だがリターンが改善!
スリーシックスティー(360)運用とは、米国株式と米国国債をそれぞれ90%、270%投資する運用です。
仮に毎月30,000円を20年間、積立投資した場合の「過去の実績として」シミュレーションした結果がこちら!
1999年から2019年まで米国株式に投資した場合でも、1,900万円を超えるパフォーマンスになったわけですが、仮にUSA360に投資していれば、それをはるかに上回る5,000万円をになっていた計算になります。
これを見た時、さすがに震えました。
株式相場の上昇・横ばい・下落などの「あらゆる局面」で力を発揮|債券効果で下落を抑制!
さらに、債券があることにより、株価下落局面でも下落を抑制してくれます。
その表がこちらです。下落面でも株式相場を上回るパフォーマンスが期待できるシミュレート結果となっています。
「楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)」は、レバレッジをきかせることにより米国株式と比較して「リターンと下落幅」の改善が期待できる新たな運用として、私も注目しています。
レバレッジをかけるのでリスクは高いが、投資信託なので「借金することはない」
レバレッジと聞くと、大きな借金をかかえてしまうリスクがあるイメージがありますが、投資信託で借金になることは「ない」です。
そのため、最悪の場合でも、投資信託の価値がゼロになるだけです。
ならば、メインで購入するのはさすがにできませんが、サブで購入してもよいのではないでしょうか。
値動きが気になるファンドであることは間違いないので、動向が注目されますね。