血糖値やHbA1cが高い方は、何を食べたら血糖値が上がるのか気になりますよね。私は、血糖値をコントロールする上で、リブレはとても有効だと思います。
今回は実測データの3回目です。本記事で採取できた実測データは以下の通りです。
それではご覧ください。
血糖値が気になる方やリブレについて知りたい方は、こちらの記事<糖尿病にならないために(やるべきこと)|FreeStyleリブレ【Abbott】の活用方法>をご参照ください。
Contents
糖質減グラノーラ・仕出し弁当・焼肉食べ放題・手作り弁当・クリームたらこパスタ・じゃがりこ(おかし)
【15日目】
朝:糖質減グラノーラ+牛乳
昼:仕出し弁当(ごはん中)
夜:焼肉食べ放題
【16日目】
朝:糖質減グラノーラ+牛乳
昼:手作り弁当(おにぎり3個)
夜:クリームたらこパスタ
夜間:じゃがりこ
15日目と16日目の血糖値データ
「リブレ」の<グラフの見方>
リブレで血糖値の目標範囲を「80~140㎎/㎗」としましたので、その範囲はグレーになっています。
少し見ずらいですが、食事をした部分に🍎(リンゴマーク)が入っています。
食事をした際にリブレでチェックすれば、このように食事をした時間を確認することができます。「飴を舐めた」時も食事をしたとカウントしたため、数が多い日があります。
グラフは血糖値の数値を示していますが、□に数値が入っている部分が「食後ピーク血糖値」だと思われます。これもリブレ側で記録しています。
グラフ上に小さな〇が付いている部分が、自分が実際に血糖値を測定した時間帯です。その下にある数値が、血糖値を測定した回数と数値になっています。
下の数値やグラフで赤くなっている部分は血糖値が70㎎/㎗を下回った「低血糖状態」を表しています。
気づいた点
・前回もそうでしたが、リブレを付け替えた(取り替えた)日の数時間は低血糖状態を表示しましたが、センサーが安定していない状態だと考えられますので、この低血糖状態は無視してよいと考えます。
・朝は糖質減のグラノーラですので、上がりません。
・昼の仕出し弁当はごはん中では少し多いことがわかりました。
・焼肉食べ放題は、米を食べなければ上がらないデータとなりました。
・パスタも同様に、あまり上がらない結果となりました。
ハンバーガー・長崎ちゃんぽん中盛・ナポリタン・糖質減グラノーラ・インスタント焼きそば・しゃぶしゃぶ食べ放題
【17日目】
朝:ハンバーガー(チキンクリスプ)
昼:長崎ちゃんぽん中盛
夜:コンビニのナポリタン
【18日目】
朝:糖質減グラノーラ+牛乳
昼:カップ焼きそば(インスタント)
夜:しゃぶしゃぶ食べ放題+卵かけごはん1杯
17日目と18日目の血糖値データ
気づいた点
・長崎ちゃんぽんは中盛でしたが、中盛の割には上昇していないように感じました。
・夜にコンビニのナポリタンを食べましたが、まあまあ上昇しました。この間、あまりパスタは上がらなかったので、以外でした。パスタ万能説は早くも覆りました。やはり、野菜や肉などのバランスが大事ですね。
・インスタント焼きそばは、ヤバイですね。急激に上昇したので、一気に低血糖状態まで下降しています。
・しゃぶしゃぶは野菜や肉をたっぷりとり、その後のお米でしたので、あまり上昇しませんでした。
糖質減グラノーラ・仕出し弁当・ステーキガスト(サラダ食べ放題)・沖縄ソーキそば
【19日目】
朝:糖質減グラノーラ+牛乳
昼:仕出し弁当(ごはん中)
夜:レストラン(サラダ食べ放題)
【20日目】
朝:糖質減グラノーラ+牛乳
昼:仕出し弁当(ごはん小)
夜:沖縄ソーキそば
19日目と20日目の血糖値データ
気づいた点
・仕出し弁当は、ごはん中くらいだったと思うのですが、急激に上がっています。一気に食べたのが原因かと思います。ゆっくり食事することも大切ですね。
・レストランはサラダが食べ放題ですので、野菜をたっぷりとった後のお肉とご飯はあがりずらいことがわかります。
・沖縄ソーキそばを食べましたが、野菜は全く食べなかったデータです。やはり野菜は必要です。
普通グラノーラ・弁当屋の弁当・ミートソース大盛・ポップコーン・仕出し弁当
【21日目】
朝:普通グラノーラ+牛乳
昼:弁当屋の弁当(ごはん大盛)
夜:ミートソース大盛
夜間:ポップコーン
【22日目】
朝:普通グラノーラ+牛乳
昼:仕出し弁当(ごはん中)
夜:???
21日目と22日目の血糖値データ
気づいた点
・21日目の昼はごはん大盛弁当でしたので、一気に上昇し、一気に下降し、低血糖状態までになりました。大盛弁当は危険ですね。
・22日目の昼はやはり仕出し弁当です。ごはん小にしなくては(笑)
・夜がさっぱり思い出せません。思い出したら記載します。
いかがでしたでしょうか。
お昼のお弁当は、野菜や肉などのたんぱく質があまりとれない状態で米を食べることが多いと思いますが、一緒に野菜やたんぱく質もしっかりとる必要だとのデータとなりました。
食物繊維が豊富な万能な食材を一緒に取ることで解決すればよいのですが、そうでなければ、米の量を減らすしかありません。
また、米のみの過剰摂取は血糖値の急激な上昇を招きますし、その後、一気に下降して、低血糖状態まで下がる場合もあります。
低血糖状態のとき、身体は「異様な空腹感」「冷や汗」「手の震え」などが起きましたので、なるべく低血糖状態を生まないような手立てが必要です。
低血糖状態をつくらない=一気に血糖値を上げない=野菜やたんぱく質をしっかりとる、ということが必要です。
バランスの良い食事が大切ですが、しっかり野菜とたんぱく質を取れば、多少多めに炭水化物を摂取しても、それほど問題ないように思います。
また、次回をお楽しみにしてください。
リブレの他の実測データは、こちらの記事「【FreeStyleリブレ】実測データ①|血糖値が上昇する要因(やるべきこと)」「【FreeStyleリブレ】実測データ②|パスタで血糖値は上昇しない?(やるべきこと)」をご参照ください。